(毎日、少しづつ書き込んでおりますが、1月10日分が終わっておりません)
待望のいるか(VPH-D50HTJ)が配達された。これから、大切に育てなくてはいけない。床に仮置きして調教方法を勉強する。取説を読んでみると、前に使用していたVPH-500XJには無い単語が沢山あるではないか。いるか語の勉強からしなければならない。絵を見て、前後関係から意味を考え、適当にいじくり回す。何とか見える絵になったので、予習終了。
第一印象 眩しいくらいに明るい! フォーカスが良い!
部屋のドアを開けたままにしていたら、末娘(2歳)が目玉を触ったらしい、指紋がベタベタ付いている。初日から、目玉磨きとは、幸先が良くない。1枚目の目玉はプラスチックであるので、埃をブロアーで飛ばしてから、レンズグリーニングペーパーにレンズクリーニング液(ともにフジフィルム製)を付けて、丁寧に磨く。指紋には、油が多く含まれているので、何回も磨かなくてはいけない。(途中で、ブロアーをかけるのを忘れずに)
天吊りにするために、投射距離を確認する。lin lin 特製スライドベースを一番前に移動しても、2cm長いかもしれない。ロック用ナットを短い物にするとか、取付ベースを前後逆にするとか、色々考えたが、吊り金具が明日届いてから考えることにした。
今日は、いるかの天吊り日
工具の確認です。紐(今回は毛糸)、セロテープ(紐の固定用)、メジャー(金属製以外で5m以上の物)、ラチェットレンチ、モンキースパナ、電動ドライバー、音楽CD(BGM用)、その他。
午後1時に友人2人が来てくれて、500XJを降ろす。(長い間お疲れさま。いい人の所に嫁いで下さい)純正の吊り金具を、lin
lin特製スライドベースに取り付け、3人がかりで吊り金具に引っかけておしまい。ここまでは簡単です。これから の調教が大変なんですよね。
スクリーン上に、糸を張る。これをしておかないと時間がかかる上、きちんと調整できないので、必ずするように習慣を付ける。縦横中央に1本づつ張り、スクリーンセンターを出す。次に、スクリーンの端から2cm位の所に、縦横各2本張る。
これ が、歪みを取る目安にる。雑誌を見ると、スクリーン枠にシールなどを、4カ所貼るように書いてあるが、それだ とスクリ ーンセンターが良くわからないし、歪みの出方が良くわからない。(目の錯覚で、直線が曲線に見たりする。疲れてくると、
ますますわからなくなる)
スクリーンの取付。lin lin特製スライドベースとスチュアートのスナップフレームを使用しているので、取付が簡単。
設置 寸法に、合わせて(スクリーンの前後は、自分の吊したい場所、左右は、壁より緑の目玉の中心の距離を測って、同じ長さが スクリーンセンターになるように)、天井にスクリーン幅より若干広めにヒートンをねじ込む。この時は、仮止
めとしておく。 次に、スクリーンフレームの左右にインシュロックタイを通して輪を作る。先ほど天井に着けた、ヒートンに、輪を引っかけて
吊した感じをつかんでみる。スクリーンの高さは、インシュロックの数で調整して、高さの良い点を探す。高さが決まったとこ ろで、緑の目玉と、スクリーンの左右の辺で2等辺3角形が出来るように、スクリーンを左右前後に動かす。動かし方は、動
かしたい方の壁にヒートンを取り付けて、紐を付けその先にインシュロックタイを付けスクリーンフレームにつなぐ。少しずつ インシュロックタイを縮めていき、2等辺3角形を正確に作る。その時に、左右上下の傾きに注意すること。フレームの上に水準器
を置いて確認しながらする。
床から、緑の目玉の中心とスクリーンセンターの距離の差(垂直距離)と、緑の目玉の中心ーとスクリーンまでの水平距離を測って、打ち込み角を計算する。この時打ち込み角が、13.5度よりも小さくなるようにする。
小さくなった分だけ、いるかのお尻を下げる。
仮止めのスクリーンに対して、いるかの位置を出す。ここで偉力を発揮するのが、lin
lin特製スライドベースである。 前後に90cmほど動くようになっているので、スクリーンやプロジェクターが変わっても問題がない。スクリーンセンターより、
緑の目玉の中心までの距離を測り、所定の寸法(打ち込み角を考慮のこと)にして、ロックする。今一度2等辺3角形のチェッ クをする。いるかが、横を向いているといけないので、プロジェクター後方の取付ボルトからの距離も左右同じようにな
るようにする。これで、スクリーンに対しているかが、直角にセンターに向かって取り付けられる。
スクリーンいるかの位置が出たら、ヒートンを、仮止めの位置から正規の位置に取り付ける。横から、後から引ぱって いる紐をとっても平気な位置に、天井にヒートンを取り付ける。新しいインシュロックタイを使用して、スクリーンを吊しても
う一度距離を確認して、完了。
苦労したけれども、この機械的な位置が出ていないとあとでもっと苦労するから、手を抜かないでしっかりやろう。
ひと休み!ここまで、約1時間ほどで完了。次が、光学的な調教です。
休む前に、いるかの電源を入れておきましょう。いるかさんが落ち着くまで、30分から1時間かかります。
光学調整その1 CRTコンバー角。緑の目玉はいじらないで、赤と青の目玉を、緑に合わせます。
上のカバー(今は下)を取り外します。リモコンで、緑、赤、青のセンターリングをリセットします。リモコンで、クロスヘアを映し出して、青の目玉を、カバーでふさぎます。(青の目玉を消してしまうと、ブラウン管が冷えてしまうので、カバーで隠します)赤の目玉を固定しているネジを4本ゆるめます(外さないように)。そして、優しく左右に目玉を動かして、緑のパターンに重ねます(横方向だけです)。綺麗に重なりましたら、ネジで固定します。(しめると、ずれるので何回か調整します)同じようにして、青も緑に重ねて、調整終了。
光学調整その2 目玉のピント合わせ リモコンで、Hパターンを映し出します。ピントがずれて何が映っている変わらないときは、目玉をのぞくとわかります。眩しいから、気をつけてね! 続く
CRTの極性反転 光学調整が終わったところで、CRTの極性反転をします。今まで、上下左右が逆になっていた物を、きちんと見えるようにします。主電源を切り、コネクターカバーをあけて、説明書通りにコネクターをつなぎ変えて下さい。つなぎ変えたら、カバーをきちんと閉めてから、主電源を入れて下さい。カバーが空いていると、電源が入りません。(あいたままでは、危ないです)電源を入れて、クロスヘアを映し出すと、変なところに映っていると思いますが、いるかさんは、出荷時に床置き100インチに調整されている物を、天吊りにしたために、調整が大幅にずれたためです。機械的、光学的には、あっていますので、この状態で、電気的調整に入ります。電気的な調整にはいる前に、だいたい緑、赤、青をセンターに合わせて、光学調整を、再確認してみて下さい。
電気的な調整
続く
|
linlin@linlin.to |